【ワタリの雑談】令和発表。そして肉事件。

20190401(月)

新年度。

新元号が発表される日。

11:30からの発表だったが10分くらい遅れて野田官房長官がはいる。

新しい元号は「令和」

なんかワクワクして見ている自分がいた。

この日のお昼、ランチをした。

新元号が決まって、新しい年度になって、さぁなに食べる!?

なんて意味のない気負いがあったからか?

ハンバーグ屋にいこうとしていたが、迷ってしまう。

お腹も空き過ぎて、なにがなんだか分からなくなってきる。(そんなことないですか?)

で、色々迷って某焼肉チェーン店に。

平日だったが、なかなかに人がいた。

何食べようか?

ツマミちゃんと悩んで、コースのものにした。

より楽しみが倍増した。肉だ。肉祭りだ。

タッチパネルでコースを選択して待つ。

その間にドリンクバーだ。

なんだか内容も充実している。

ブリーベリー系のものもあってなんだか美味しそうで、それを飲もうとコップにいれる。

なんだかトロトロしてるな〜なんて思いながら、コップいっぱいにいれる。

席に戻って飲んでみる。

とんでもない甘さ。甘党のワタリでも一口で満足になるレベル。

調べたら、これは炭酸水で割ったりするやつだった。

カルピスの原液的な。それをコップ一杯。

失敗。こうやって大人になっていくんだろう(40歳)

お肉をまつ。

なかなかこない。

あ。

心の奥のほう。

少しだけ。ほんの少しだけ

イライラってしてる。

甘いやつを取りすぎたのか?

もしくはお腹が空き過ぎたのか?

とにかくイライラってなった。

まてまてと。

「こんなことでイライラしてどうする?」と自分に言う。

飲み物でも飲んで落ち着かせよう。甘い。

炭酸で割る。

うん。お店が混んでいるから、仕方ないよね。

また心を持ち直す。

すると

「おまたせしました」

と店員さんがきた。

忙しいからかただ、流れ作業のようにもってきた。

持ってきたものは、ご飯とサラダだった。

うん。最初はね前菜的なね。

ペロリ。お、もうサラダ食べたね。そらそうだ。お腹空き過ぎているものね。

でもご飯が来たっていうことは、

もう肉がカミング・スーン。

「カミング・スーン ディス サマー」

映画の予告でよくある低い男性のナレーションが頭の中で響く。

太い文字がスクリーン一杯に踊りでる。

「(ドン)この夏、全米を満腹にさせたあいつらが」

「(ドドン)より美味しくなって帰ってくる」

「『待たせたな』カルビ(ドン)」

「『やれやれやっと出番かい?』タン(ドドン)」

「『オレっちのこと忘れてやしないかい?!』豚トロ(ドドドン)」

「『あら、みんな、かっこよくなっちゃって。ふふ』ハラミ(ドドドドン)」

「この夏、最高のハーモニーをあなたに」

「N I K U (肉)パート2」

なんて妄想し、よけいに腹がなる。

よだれがでる。

しかし

しかし、なんです。

全然肉がこないのだ。

白米が出て、5分たってる。

え?白米だけで食べる系の?

違うよね。うんうん。

10分たった。

ワタリの夏はもう終わりかけていた。

会話も弾まなくなり、

ワタリの顔が真顔に近づいたころ。

お肉がきた。

なにも悪びれることもなく、マシンのようにもってきた。

こういうとき。

どうしたらいいんだろう?なんて思う。

悲しくて悲しくてとてもやりきれないこの気持ち。

がぜん怒りもあるけども。

理解はできる。だって忙しいのはわかってるんだから。

でもこの悲しさは。。この怒りは。

こっちが耐え忍ぶものなのか?と。

せめて白米がね、来てなかったら、また違うんだろうけど。

これを、この感情をどうしたら良いんだろう?

で、伝え方について考える。

我慢するんじゃなく、どうやったら表現にできるのか?を考える。

ワタリの中の、色んな人を出してみる。

大泉洋さんだったら?

店員さんに

「あのね、僕はね、ここでご飯たべるのとっても楽しみにしてるの。してたのね。なのに、なのにですよ、ご飯きて10分たってね、ほら見てごらんなさいよ。上のほう、もうカピカピしてるじゃないの。僕はお肉が食べたいのよ。で、そのお供にねご飯を食べたいと!そういう気持ちなのよ。そうでしょお。ちなみに、このお米はあれだよね?お米だけでいける新潟のいいやつじゃ・・ないよね?うん。そうなんだよ。だからさ、ご飯出すタイミングはね、お肉と一緒が良いって思うのよ。どう?君はどう思う?だって、ほら、もう上のほうがカピカピしてきてるわけですよ···どうだい?これ正解かい?」

いや、これはこれで人によってはしんどいか。

じゃあ心の中の菅原文太先生だったら?

「(白米もって)米って・・なにかね?」

いや重すぎる。

もういっそアントニオ猪木先生

「米!先に出すやつがありますか!ばかやろ!!いくぞ!1!2!3!ダーッ!!」

っていって肉をほぼ焼かずに米とともに食べる。

もうどれが正解か。

焼き肉というエンターテイメントにきた。

舞台も一緒。

作品が良いのはもちろん。

でも、その前の空気も大事だと。

スタッフや場所の雰囲気も含めてだと。

ただ、機械的にもってこられても・・だったら本当にペッパーくんが良い。

美味しいお肉をより美味しくさせることもできるのに、そうできていないんだよっていうのを、攻撃するんじゃなく、あくまでユーモアにのせて伝えるっていう方法はないものか?

なんて向こうのために的に考える部分もあるけど、これはもう、自分のためだわ。

我慢せず耐え忍ばず、表現して、でもクレームにならず、向こうにとってもプラスに転じるようの可能性もあるコミュニケーションとしての関わりかたは?

なんて思いつつ、

お肉を焼いて食べたらもう無我夢中。

すっかり忘れてしまったのでした。

「N I K U (肉)パート3」に期待しよう。


【オーディションWS情報】ロクディム共同主宰、渡猛がプロデュースする「マツリワタリ2019」とは?

2019.04.28

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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。