【WSブログ】心にもない言葉が出てるのは根っこがズレているからかもしれない

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20190330(土)

1日Performance。

自分がなにを求めているのか?を理解している人は、ワークショップの中でも自分なりに工夫をする。

それは「自分にとって都合の良い答えを探す」というものではなく、

あくまで今取り組んでいることに乗った上で、また共演者との関わりの中での工夫。

だから相手も場も盛り上がる。

もちろん大きな失敗もする。

それはただ習い事のように来ているわけじゃないという証拠にも思う。

ただ、習っているという感覚の人は、失敗も少ない。

でも自分の身になることはあまりないように思う。

たしかに技術的なことは上手になったりするんだけどね。

うまくてもね〜っていうのはワタリの考え。

また、

「自分の思っていることをわかってくれているだろう」

という側に立ちすぎていて、全然相手に伝えていないということも起きた。

情報としても気持ちとしても表現としても足りない。

また自分の言ったことが相手に伝わっているかどうかの確認もしない。

なんでそういうことが起きるんだろう?と話していくと

自分の言っていること自体が大したことがないと思っていたり、信じていなかったり、大事にしていなかったりするということが出てきた。

だから言葉がペラペラになる。

期待もワクワクもなく、ただ言葉を発しているから、伝わったかどうかの確認もしない。

そして、そのペラペラの言葉を扱う共演者もこまる。

そんなことが出てきたので、基本は喋らなくて良いというルールにした。

リアクションとてし、

「はい」「いいね」「やってみよう」「ありがとう」

という肯定的な4つのセリフにプラスして

「本当に共演者に向かって言いたいことがあったら言っていい」ということにする。

そうすると、基本は話せないし話さない。

しかし共演者は自由に話す。

それを肯定するから話しはどんどん進む。

また、本当に思っていることに関しては伝えてくるから、とっても身のある言葉を話すことになる。

普段自分がいかに「心にもない言葉」を出しているか知る。

「そういうのがインプロだ」

「そうしないといけない」

みたいな良くわからない刷り込みみたいなものがあるようだ。

自分の思っている「インプロ」や「芝居」が実は見当違いっていうことがある。

その人自体がやりたくてなら、全然良い。

でもそうでもないのに、なぜか根っこからずれていることがある。

根っこがズレているから、アウトプットが自分の思っている通りになっていない。

そんなことに気づいた時間だった。

その経験を「習い事」にせず、「自分ごと」として受け止めて、工夫していけるようになると良いなって思う。

Photo by Jeremy Bishop on Unsplash


【オーディションWS情報】ロクディム共同主宰、渡猛がプロデュースする「マツリワタリ2019」とは?

2019.04.28

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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。