【俳優ブログ】魔界本番。植村さんとの即興芝居。

20190315(金)

魔界本番。

会場は新木場1stリング。

総勢50人が出演する舞台の楽屋っていうのはもう座るところを確保するのが大変。

しかし、席が確保されていた。有り難し。

共演者の植村さんとは10年ぶりの再会。

アクトリーグ時代。

関西の覇者チームにいた植村さんと1度だけ一緒に即興をしたことがある。

たった90秒だった。

でもその90秒で起承転結が完成した。

息をつかせぬスピード。

その中で無我夢中で遊んだ感覚があった。

あの90秒でもう戦友となった。

そういう人とまた一緒にやれるってだけでワクワクする。

しかも即興で。

プロデューサーの眞邉さんが

「プロレスの試合を1つ削ったよ。それでも見たかった」

と言ってくれたのも嬉しかった。

そんな植村さんと再会。

今回、完全な即興でなく、魔界の世界観を壊さないようやる。

だから少しは話して、どこで遊ぶかの枠を決めたほうが良いのかな?と思ったが、植村さんと話をしてすぐに

「そうだはないんだな」

という気持ちになった。

植村さんにその気を感じなかったからだ。

なので、もうほとんどぶっつけ本番。

リハーサルもまったくあてにならない。

やるしかない。

ほかのどこにも味わえることはないだろう感覚だった。

魔界本番。

植村さんとの即興。

もう楽しいが溢れてしまった。

ただただ、即興芝居だった。

呼吸に合わせること。とにかく乗ること。

危うさも含めてお客さんもざわざわしているのに、それも含めつつ楽しんだ。

もうやるしかないからだ。

言葉がぶつかったりしてスマートではない。でもそれでいい。

続けようと思えばいくらでも続けられる。

プロレスのように派手でもなく音楽のように華やかでもない。

またそれらの融合も助けもない。

ただただ、植村さんと2人での即興をリングでやるという時間。

お客さんも明らかに違う空気に戸惑いながらも見ている感じがあった。

終わって、そこからまた魔界の空気になっていく。

最後は、どっぷり魔界の世界に浸かりながらの芝居として植村さんとの掛け合い。

この機会をくれた眞邊さんに大感謝。

10年たっても何も変わらない融合だったように思う。

終演後の受付周りは熱気漂うお客さんであふれる。

お祭りのようの騒ぎになる。

撤収作業をして少しだけ打ち上げ。

植村さんが他の役者と話しているときに

「即興するときはいつも死ぬくらいの覚悟でやってる。だから極力やりたくないw」

みたいなことを言っていた。

その覚悟があの話し合いのときににじみ出ていたんだなって思った。

また稽古ではなかなか話すことができない他ジャンルの人たちとの会話も楽しかった。

また眞邊さんから別の企画の話も出てきて、いつも尽きないなぁと感心する。

とても良い時間だった。

ありがとうございました!

アクトリーグ時代からの付き合い。 右からにいみ啓介さん、タイソンさん、植村さん。

眞邉さんと植村さんと。


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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。