好きが生きるように生きる

20190312(月)

熊谷にあるMIMONOというところにいく。

植物園とコーヒーが合体したようなところ。

日本のミツバチもたくさんいる。天気も良いし、めちゃくちゃ気持ちいい場所だった。

またコーヒーが美味しかった。

KAZくんという人がコーヒーを入れてくれた。目が澄んでいてもの静かな男の子だった。

KAZくんがコーヒーを作ってくれている時に、ぽつりぽつりと話をしてくれた。

KAZ「大学を去年出て、海外で暮らしていたんです。その暮らしが自分に合っていたんですけど、日本に帰ることになって、自分は何が好きなんだろう?って考えてたんです」

ワタリ「うん」

KAZ「で、まず自分が好きなことを考えたんです。で、コーヒーめぐりが好きだったことを思い出して。だからまずそこから始めようって思って。で、いろんなカフェにいっていたら、ヒゲの人がいたんです」

ワタリ「ヒゲのひと?」

KAZ「はい。その人のコーヒーを飲んだら大げさかもしれませんけど、その人の人生を感じたんです。歴史というか。そんなコーヒー今まで飲んだことがなくて。そこで働かせてほしいって言ったらここは人が足りてるからってなって、でも、お客として通いなって。教えるからって。で、通って、いろいろ聞かせてもらって、で、違う店舗だったらやれるってなって」

ワタリ「うん」

KAZ「今ここでやっているんです」

そこで丁寧に入れてくれたコーヒーを外の気持ち良い空間で飲んだ。

星川コーヒーってところの「コロンビア」っていう豆。

フルーツか?ってくらいの酸味。美味しかった。

ある人の表現を体感することで、自分の人生が変わる。

それでこそ表現よなぁと。

そんな出逢いや表現って良いなと思う。

KAZくんにとっての「ヒゲの人のコーヒー」みたいに自分も、自分の芸も磨いていきたいと思った。

また、ここは、切り株があって、畑があって、そこで薪割りして火をおこしてコーヒーをつくったり、畑を耕したりするワークショップもするとのこと。

良い。実に良い。こういう生き方もあるよね~って思う。

上のヒゲがないワタリと切り株

お花の店員さんもとっても熱心で、かつ対応が柔らかくて、素敵だった。

また良いのは値段が東京に比べて3分の1くらい。

東京の意味って?って思う瞬間。

夕方になって、また別のコーヒー屋さんへ。

古民家を改装したカフェ。

店内にはいると、ヒゲがすごく長いお兄ちゃんがいた。

「・・・あ!まさか!」

と思い聞いてみると昼間にコーヒーを入れてくれたKAZくんの言っていた「ヒゲの人」だった。

なんとまぁこんな簡単に会えるなんて。

とっても気さくで良い人だった。また音楽もやっていたり絵も書いていたりと本人曰く「マルチ」に活動している人だった。

コーヒーももちろん美味しかった。

築125年くらいの古民家も素敵だった。

自分の好きなことを形にして生きている人とその出逢いや歴史に触れられた。

色んな形がある。色んな生き方がある。

色んな生き方で生きて良い。

美味しく嬉しい日。


【オーディションWS情報】ロクディム共同主宰、渡猛がプロデュースする「マツリワタリ2019」とは?

2019.04.28

ワタリのワークショップ「ワタリーショップ」は都内で定期開催。
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ABOUTこの記事をかいた人

渡 猛

即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を3年半毎月開催。vol.41を経て全国展開中。 自身が主催する即興ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。他、日本中の大学や企業でも即興ワークショップを通して「今の自分に気づき、見て、大事にする」「他者と失敗を笑い飛ばしながら、喜びの中で関わる」即興体験を提供している。