情熱が連れて行ってくれる

Performanceワークショップ。一日中やるのは久しぶりの感覚。

最初から「何を目的にしているのか?自分は何者なのか?何を実現させたいのか?何に情熱があるのか?」そういうものが明確になっている人ほど、存在がクリアになっている。

Performanceは「見ている人を楽しませる」も目的の前提で集まっているから、「自分がこう思った」だけでは終わらない。それが他者にどう写っているか?どういう影響があるのか?を検証していく。

その検証は「共演者や観ている人と一緒に楽しむ」ということに本気で情熱を傾けていないと成立しない検証でもある。

そうでないと、ただの「理解」や「解釈」の粋を出ないからだ。

そしてそこに情熱を注いでいるかどうかは、見てたらすぐに分かること。

その人の言動以前に存在の仕方で感じるもの。

で、よく見ていると言動もその存在だからそうなるよね、というものになっている。

しばらく見ていたが、これだと稽古にならないとなり「どうなってるん?」と確認。

なんのために来ているのかを分かっていないと稽古にならない。

今回は多くの時間をここに使った。

普段から「在りたい自分」でいないと、日常の自分(人生で多くの時間を使っている自分)に連れ戻される。またはそのことにも気づかない。

情熱の下支えがないと、あっという間に自分を「普段」に明け渡してしまう。

情熱があるから、未知なる道を一緒に遊ぶという世界に自分を明け渡すことができる。

情熱がその世界にいける鍵みたいなものなんだと思う。

その日の気分や体調で左右されるものではない。

なにがしたくて来ているのか?

それを皆にシェアする。

なんでだろ?って自分を掘り下げられたのも良いし、それをシェアできたのも良かった。

そういうして昼間のワークはほとんど終了した。

夜のワーク。一人が見学に来た。

Performanceワークショップでの見学は有り難い。見ている人を意識できる。

また昼間の時間もあったせいか、皆、気持ち入れ替えて臨んでいる感じ。少しずつクリアになっていく。

一組ずつやり、一つ一つ検証していく。

「楽しませたい!」っていう情熱がないと、自分のプレイの振り返りも、インプロの教科書的なことが気になっている。受け入れることがメインになっていたり、ストーリーテリングがメインになっているから、お客さんがどうだったか?が抜けている。

「とにかく楽しいことがしたい!人を楽しませたい!」というのが先。

そういう人がインプロを使って、武器にしていく。またはインプロと一緒になる。

そうでないとインプロに支配される。

プレイヤーの振り返りの言葉でその人の意識が見えてくる。

全部が終わり、振り返り。

「全部終わった今の自分が今日の最初だったら良いのにって思う」と参加者が言う。

どんだけの時間、ありたい自分なんだろう?

人生の中で「24時間在りたい自分」なのか、そうじゃないのか?で大きく違ってくる。

また「在りたい自分」が分からなかったらその自分に出会えるまで一生懸命探したらいいんだと思う。

その自分として生きたら、今の自分の生活が大きく変わることだって当たり前にある。それは「在りたい自分になるために生活を変える」のではなく「在りたい自分でいるから勝手に変わる」ものだと思う。

そんな話をたくさんした。

終わって、皆楽しかったという。そうだと思う。

会場を出たら流れ星みたいなのが地上に向かってまっすぐ落ちていったのをワタリだけが観た。あれはなんだったんだろう?


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ABOUTこの記事をかいた人

渡 猛

即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を3年半毎月開催。vol.41を経て全国展開中。 自身が主催する即興ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。他、日本中の大学や企業でも即興ワークショップを通して「今の自分に気づき、見て、大事にする」「他者と失敗を笑い飛ばしながら、喜びの中で関わる」即興体験を提供している。