あなたのイメージは?自分のイメージが今と未来の世界を作る。

こんにちは。即興遊戯者・ワタリです。(@watari_bouya)

即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」で感じたことを綴る日記「ワタリーショップダイアリー」7弾目となります。

自己イメージとは何なのか?

「自分はこういう人間だ」というイメージ。

人は「自己イメージ」というものを意識的にも無意識的にも持っているようです。

即興芝居をやる中で、その「自分がもっているイメージ」はどんなイメージなのか?に気づくことがとても大事だと最近思う。

成し遂げたいことや、こうありたい理想があったとしても、その「自己イメージ」がそれに合っていなければ、そこにはなかなかいけない。

「役者になりたい」と思っていても、自己イメージが「自分は必要の無い人間だ」「人前で自由になれるわけがない」という状態になっていたら、そこにたどり着ける可能性はほとんどない。

「自分は無能だ」「凡人だ」「優柔不断だ」

それらが悪いということでなくて、それらが、自分の目的、やるべきこと、成し遂げたいこと、こうありたい自分と合っているのかどうか?という話。

自分の目的と自己イメージが合致しているのかどうか

どれだけ目的や目標を掲げても、自己イメージがそれに合っていないのであれば、どこかで支障がでてくる。

支障がでるように自分を仕向ける。

例えば「自分は劣っている人間だ」という自己イメージがあったとしたら、とにかく「劣っている理由」を見つけ出す。見つけ出し、表現し、結果を出し、体に落とし込む。

もうそのスピードやしつこさやエネルギーは尋常じゃない。

たとえ素晴らしい結果を出したとしても、皆が「すごいねー!」となっても、全力でそうじゃない自分を見つけ出す。

褒めてくる人を敵と見てるのか?くらいの勢いで「そんなことない!」と闘う。もしくは「でもね」とか「違う違う」とやんわり訂正する。

その人の中では、本当に心から「私は褒められる人間ではない」と信じているのだからそれが真実になる。
それを、ネガティブな自分の性格だと思ったりしている。

それは性格じゃないんだと思う。

過去に起きた出来事によって「私はこういう人間だ」というイメージを強くもってしまう。
例えば運動会の競争でこけた=ここ一番で失敗する人間としてしまう。

その刻印する力はとっても強い。

過去の事実が問題なのではなくて、その事実にたいしてくだした判断、評価を自分そのものとしてしまう。

そして、そのイメージを作ると、完璧にそうであるかのように振る舞い始める。

実は今も自分の思うよう現実を作っている。

ということは、良くも悪くも、自分で作ったにせよ影響力のある人に言われたにせよ、自分にもったイメージ通りの自分になれるということだ。

だから今の自分はどんなイメージになっているのか?に気付くのはとっても大事。
最近のワークでは、自分のイメージはなんなのか?を気づくように促す。

そして、自分がどうなりたいのか?を明確にする。

自己イメージと自分の目的がハッキリしていれば、自動的にそっちのほうに進んでいく。それくらい自分の意思の力は強い。

その上で、目的に向かって挑戦していく。そこでの失敗は失敗でなく成功に一歩近づいた証となる。

自己イメージが目的とズレた状態での失敗は、とても違和感があり苦しく酷い気持ちになる。

自己イメージと目的がズレてる人が即興をすると、本当のところで自分と繋がっていないから、相手と気持ち良く交わることが困難になる。
シーンをやる前から、結果が見えてる。

なにごとも土台がしっかりしてないと、良い建物なんて建てられない。

そういう根本を見つめて作っていく最近です。

それぞれ自分と向き合い、自己イメージを知っていく。

あまりにも理想と違いショックを受けることもあります。

そのショックを受け入れることができる準備が整っていないと難しいかもしれません。

だから、焦らずゆっくりと。でも怠けないように。そこらへんのさじ加減がなかなか難しいですが、この過程そのものがとっても楽しいです。

皆も、時に苦しみ、時に許し、大笑いして邁進しております。

改めて、貴重な時間。

最近、ワークに参加する人が増えてきております。

有難い。

ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・ワタリ

即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を3年半毎月開催。vol.41を経て全国展開中。 自身が主催する即興ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。他、日本中の大学や企業でも即興ワークショップを通して「今の自分に気づき、見て、大事にする」「他者と失敗を笑い飛ばしながら、喜びの中で関わる」即興体験を提供している。