#004 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」日記。〜大切な場所はどこですか?〜

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こんにちは。即興遊戯者・ワタリです。(@watari_bouya)

都内で定期開催している即興ワークショップ「ワタリーショップ」について。第4弾となります。

ワタリの即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」とは?

2016.03.26

今年いっぱいでワタリーショップで使わせていただいていたスタジオ「フラットハウス」がなくなるということもあって、今回は「場所(空間)」について書こうと思います。

場所のもつチカラ。

都内の区民センターやスタジオなど色んなところで開催しているワタリーショップ。
週末は西麻布にある「フラットハウス」というスタジオを使用させていただいてました。

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場所の空気や雰囲気ってありますよね?
いるだけで落ち着いて心が楽になる空間や、その逆の、なんだか息苦しくてここにいたくない気持ちになる空間もあります。
磁場というのか念というのか?今までそこにいた人達や土地の「何か」が間違いなくそこにはあります。
即興で表現する人は、大なり小なりその場所の影響を受けると思います。(もちろん即興する人だけじゃないですが。)自分の状態が直接、発想や演技に反映される即興芝居は顕著と思われます。

良い空間だと、皆自然と笑顔になり、活き活きと遊び始めます。

良くない空間だと、皆、静かで声も小さく淀んだ空間になります。

知らず知らずのうちに、その空間に呑まれてしまっている場合は、そこから脱出するのは困難です。

でも、居心地の悪い空間に気づくことができれば、対処することができます。

自分で空間を変えることができる素敵なプレイヤーが数人いれば、わりと早い段階で変えることができます。

楽しいチカラで空間を満たしていきます。じょじょに笑顔が多く、気づけば息がしやすくなっていきます。

逆に、(その空間やそこにいる人に対して)依存しやすい人が多ければなかなか難しいことになります。

また、居心地が悪い空間を作ってしまう人がそこにいる場合、さらに困難になります(笑)
(居心地が悪い空間を作る”人”についてはまた詳しく書こうと思います)

空間にどんな種を撒くのか?

フラットハウスはワタリにとって最初から温かみのある素敵な空間でした。

ワタリの即興1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を39回開催したのもここフラットハウス。

最初から居心地が良い空間でしたが、3年半ほど経った今、より嬉しい空間になったと感じています。

ワタリーショップをフラットハウスでやり始めた頃、空間が広かったり人数が少なかったりも手伝って、どうしてもスカスカな感じがあり、その空間に皆が呑まれて楽しめない状況があったことを、この記事を書いていて思い出しました。

この1年はまったくそんな感じがなくなっていました。

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ここでたくさんの人が笑って泣いてチャレンジして。

たくさん失敗して間違って、見つめ合って、じょじょに相手に良い時間を与えたり、自分たちで嬉しい空間を作れるように成長していった。

その1つ1つの「嬉しい」が種となって、この空間に撒かれ涵養(水が自然に土に浸透するように、無理をしないでゆっくりと養い育てる)していった。

もちろんライブやワークショップだけでなく、この場所に関わった全ての人たちが撒いたたくさんの「嬉しい種」が芽吹いた結果なんだと思います。

そうやって時間をかけて創られていった場所。空間。

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その場所の雰囲気にはちゃんと理由がある。

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その場所でどんな種が撒かれたのか?はとっても大事。

大切な場所は自分たちで作ることができる

どんな種を撒くのかは選択次第。

「ここにいたくない」「やりたいことをやれないようにする」という種を撒くこともできる。

「嬉しい」「楽しい」「自由に楽に息ができて活き活きと生きる」という種を撒くこともできる。

ワタリの実感としては、前者の種はわりかし世話もいらず成長もはやくあっという間に空間ができあがります。
後者は、繊細に見続ける必要があり、成長もゆっくりで、たくさんの愛情がいります。

だからこそ、後者の方が貴重で大切なんだと思います。

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難しいことの方がチャレンジする価値があるし、やり甲斐がある。

ワタリーショップは、自分が今、何の種を撒いているのかを気づいて知っていくことができます。

無自覚で、しかも自分も本当は望んでないのに前者の種を撒く人達がいます。

気づけば、知ることができれば、選択することができます。

本当に撒きたい種はどっちか?

嬉しい種を撒く人が増えれば、成長は早くなります。あっという間に「嬉しい」空間になります。

自分にとって大切な場所は、自分で選び作ることができます。

そうなったら、ちょっとやそっとでは負けない場所になります。パワースポットとなります。

フラットハウスがそういう場所で、より暖かい空間になっていったこと。そんな場所でワークショップができたことに感謝です。そしてその空間作りに関われたことが光栄でした。

何より、ワタリはそういう「良い時間をプレゼントしあって、チャレンジできる」奇跡みたいな空間が好きだな〜と思いました。

ワタリーショップ、来年からまた新しい場所で開催します。

来年もいろんな所でたくさんの人と「嬉しい種」を撒いていきます。そういう種を撒ける人を増やします。

たくさんの嬉しい時間と学びをくれたフラットハウスに感謝。

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ちなみにここもなぜかワタリは好きです。

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ありがとう。

ほなー。

 

ABOUTこの記事をかいた人

watari_bouya

即興遊戯者・渡猛(ロクディム) 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメントチーム「ロクディム」共同主宰。 毎月一度1人即興芝居LIVE「ヒトリワタリ」を開催。 2016年6月までに片手懸垂する企画「懸垂野郎」をyoutubeで配信中。